こんにちは。
60歳が近づいてくると、これからの働き方について考えることが増えてきませんか?
「60歳を過ぎても働きたいけれど、今の経験だけで大丈夫だろうか」
「何か資格を取っておいたほうが、次の仕事を見つけやすいのかな?」
そんなふうに考えている方もいると思います。
私も現在58歳。郵便局で配達の仕事をしながら、60歳以降はどのような働き方をしたいのか、少しずつ考えています。
できれば、今よりも自分の時間を大切にしたい。でも、生活していくためには収入も必要です。
そこで気になるのが、資格のことですよね。
ただ、資格なら何でも取ればいいというわけではありません。時間もお金もかかりますし、取得したからといって必ず仕事が見つかるわけでもありません。
せっかく勉強するなら、これからの働き方に役立つものを選びたいところです。
この記事では、60歳から資格を取るメリットや注意点、おすすめの資格5選、資格を選ぶときに確認しておきたいポイントを紹介します。
これからの仕事について考えている方の参考になればうれしいです😊
60歳から資格を取るメリットと注意点
まず、60歳から資格を取ることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
資格取得を考える前に、良い面だけでなく、注意しておきたいことも確認しておきましょう。
仕事の選択肢が広がる可能性がある
資格を取るメリットのひとつは、応募できる仕事の選択肢が広がる可能性があることです。
例えば、介護の仕事や電気工事など、一定の資格や研修が必要になる仕事があります。
また、資格によっては、専門知識を身につけていることを採用担当者に伝える材料にもなります。
もちろん、資格を持っているだけで採用が決まるわけではありません。
それでも、希望する仕事に必要な資格があるなら、取得を検討する価値はあると思います。
資格だけで就職が決まるわけではない
ここは、しっかり理解しておきたいところです。
資格を取れば、60歳からでも簡単に仕事が見つかる。残念ながら、そんなに都合よくはいかない場合もあります。
求人によっては、資格だけでなく実務経験を求められることがあります。勤務日数や勤務時間、体力面などが採用の条件になることもあります。
反対に、特別な資格がなくても応募できる仕事もあります。
資格を取ることだけを目標にするのではなく、その資格を使って、どのような仕事をしたいのかを先に考えることが大切ですね。
費用と勉強時間も考えておく
資格を取得するには、受験料やテキスト代が必要です。
資格によっては、講座の受講料や実習にかかる費用、工具などをそろえる費用も必要になります。
また、勉強期間もさまざまです。比較的短期間で取得を目指せるものもあれば、半年から1年以上の勉強が必要になるものもあります。
今の仕事を続けながら勉強するなら、無理なく時間を確保できるかどうかも考えたいですね。
費用をかけて資格を取ったのに、結局使う機会がなかった……ということは避けたいものです。
60歳から仕事に役立つ資格おすすめ5選
ここからは、60歳からの仕事を考えるときに候補になる資格を5つ紹介します。
それぞれ向いている仕事や取得にかかる負担が違うので、自分の希望に合うものを探してみてください。
なお、費用や勉強時間はあくまで目安です。受講するスクールや学習経験、試験制度などによって変わります。
1.介護職員初任者研修|介護の仕事を目指す人向け
介護職員初任者研修は、介護の基本的な知識や技術を学ぶための研修です。
介護の仕事を始めたい人が、基礎から学ぶ際の選択肢になります。
一般的には、講義や演習などを含む合計130時間のカリキュラムを受講し、修了評価を受けます。国家試験に合格するタイプの資格とは仕組みが異なります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取得方法 | 指定された研修を受講し、修了評価を受ける |
| 研修時間 | 原則130時間 |
| 費用の目安 | 数万円〜10万円程度など。スクールによって異なる |
| 生かせる仕事 | 介護施設の介護スタッフ、訪問介護など |
介護分野に関心があり、人の生活を支える仕事をしたい人には、検討する価値がある研修です。
ただし、介護の仕事には身体介助など、体力を使う業務もあります。60歳から始める場合は、仕事内容や勤務時間、身体への負担を事前に確認しておきたいですね。
また、訪問介護など、仕事内容によって必要な資格要件が異なる場合があります。応募先の条件を確認しましょう。
2.第二種電気工事士|電気工事や設備管理に関心がある人向け
第二種電気工事士は、一般住宅や小規模な店舗などの電気工事に関わる国家資格です。
電気設備に関する仕事を目指す場合に、候補となる資格のひとつです。
学科試験だけでなく、工具などを使う技能試験もあるため、知識と実技の両方を学ぶ必要があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取得方法 | 学科試験と技能試験に合格する |
| 受験料の目安 | 2026年度はインターネット申込みで11,100円 |
| 追加費用 | テキスト、工具、練習用材料など |
| 生かせる仕事 | 電気工事会社、電気設備関連の仕事など |
電気に関する知識や技能を身につけたい人には、選択肢になる資格です。
ただし、資格を取ったからといって、すぐに希望する設備管理の仕事に就けるとは限りません。求人によっては、実務経験やほかの資格を求められる場合もあります。
また、電気工事の仕事には、現場での作業や身体を使う業務があります。自分の体力や希望する働き方に合うかどうかも考えておきましょう。
3.日商簿記3級|経理や事務の基礎を学びたい人向け
日商簿記3級は、会社のお金の流れや、帳簿の基本的な仕組みを学ぶための資格です。
経理や会計に関心がある人、数字を扱う仕事に挑戦したい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取得方法 | 試験に合格する |
| 受験料の目安 | 3,300円 |
| 勉強時間の目安 | 数十〜100時間程度など。経験によって異なる |
| 生かせる仕事 | 経理補助、事務、会計関連の補助業務など |
日商簿記3級は、比較的取り組みやすい資格のひとつですが、取得しただけで経理職への就職が保証されるわけではありません。
求人によっては、パソコンの操作スキルや実務経験が重視されます。
そのため、簿記の勉強とあわせて、表計算ソフトなどの基本操作も身につけておくと、仕事探しの準備につながるかもしれません。
4.ITパスポート|ITの基礎知識を身につけたい人向け
ITパスポートは、ITや経営、情報セキュリティなど、仕事で必要になる基礎知識を幅広く学ぶ国家試験です。
「パソコンやインターネットのことを、もう少し理解したい」という人にも、学習のきっかけになる資格だと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取得方法 | CBT方式の試験に合格する |
| 受験料の目安 | 7,500円 |
| 勉強時間の目安 | 100〜150時間程度など。経験によって異なる |
| 生かせる場面 | ITの基礎知識が求められる事務や、幅広い職場での業務 |
ITパスポートは、特定の職業に就くための資格というより、ITに関する基礎知識を身につけるための資格です。
そのため、取得しただけでIT関連の仕事に就けるわけではありません。
事務職を目指すなら、パソコンの実技や文書作成、表計算なども練習しておくとよいでしょう。
私自身、AIを使いながらブログを書いているので、年齢に関係なく、新しい技術を少しずつ学ぶことには意味があると感じています。
資格を取るかどうかは別として、ITの知識を身につけることは、これからの生活や仕事にも役立ちそうですね😊
参考:IPA 独立行政法人情報処理推進機構「ITパスポート試験」
5.宅地建物取引士|不動産分野に関心がある人向け
宅地建物取引士、いわゆる宅建士は、不動産の売買や賃貸の取引に関わる国家資格です。
不動産会社などでは、宅建士が担当する必要のある業務があります。そのため、不動産分野で働きたい人にとっては、検討する価値のある資格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取得方法 | 宅地建物取引士資格試験に合格し、登録など所定の手続きを行う |
| 難易度 | 5つの候補の中では、勉強量が多くなりやすい |
| 勉強時間の目安 | 数百時間程度を見込む人もいる |
| 生かせる仕事 | 不動産会社の営業や事務など |
宅建士は、今回紹介する資格の中でも、計画的な勉強が必要になる資格です。
不動産分野に関心があり、時間をかけて勉強したい人には候補になりますが、「60歳から仕事を探すために、何か資格を取っておこう」という理由だけで選ぶのはおすすめしません。
まずは近くの不動産会社などの求人を調べ、宅建士の資格がどのように求められているかを確認してから判断するとよいでしょう。
また、試験に合格しただけですべての手続きが完了するわけではありません。登録や宅地建物取引士証の交付などについては、公式情報を確認してください。
60歳からの資格選びで失敗しないための4つのポイント
ここまで5つの資格を紹介しましたが、どれを選べばよいか迷う人もいると思います。
資格を取るために時間やお金を使うのですから、できるだけ自分に合うものを選びたいですよね。
希望する仕事で資格が必要か確認する
まずは、どんな仕事をしたいのかを考えてみましょう。
例えば、介護の仕事に就きたいなら、希望する職場や仕事内容でどのような研修・資格が必要なのかを確認します。
一方、資格がなくても応募できる仕事なら、先に働き始めて、必要に応じて資格を取る方法もあります。
資格を取ることが目的になってしまわないようにしたいですね。
住んでいる地域の求人を調べる
資格を選ぶときは、自分が通勤できる範囲に、資格を生かせる求人があるかどうかも大切です。
求人サイトやハローワークで、実際の募集内容を調べてみましょう。
求人の数だけでなく、仕事内容、勤務日数、勤務時間、給与、経験の有無なども確認します。
資格があっても、希望する働き方に合う求人がなければ、取得した資格を生かしにくくなってしまいます。
取得費用と勉強時間を確認する
資格によって、必要な費用も勉強時間も違います。
受験料だけでなく、教材費や講座代、実技の練習に必要な費用なども含めて考えましょう。
また、今の仕事を続けながら勉強する場合は、無理なく学習時間を確保できるかどうかも大切です。
「早く資格を取らなければ」と焦る必要はありません。
自分の生活に合わせて、続けられるペースを考えたいですね。
体力やこれまでの経験に合うものを選ぶ
60歳から仕事を選ぶときには、体力面も考えておきたいところです。
資格を生かす仕事が見つかっても、身体への負担が大きく、長く続けるのが難しい場合もあります。
一方で、これまでの仕事の経験を生かせる職種なら、新しい資格を取らなくても挑戦できるかもしれません。
資格の知名度だけで決めず、自分が無理なく続けられそうな仕事かどうかを考えることが大切だと思います。
資格を取る前に求人を調べておこう
私が特におすすめしたいのは、資格の勉強を始める前に、実際の求人を調べてみることです。
先に求人を見ておけば、どんな資格が求められているのか、どのような条件で働けるのかが分かります。
確認したいのは、次の3つです。
- 必要な資格と応募条件:必須資格なのか、持っていると有利なのかを確認する
- 未経験でも応募できるか:資格だけでなく、実務経験が必要な求人もある
- 資格取得支援制度があるか:会社によっては、入社後の資格取得を支援している場合がある
例えば、働きながら資格を取れる制度があるなら、最初から自費で講座を受けるよりも負担を抑えられる可能性があります。
もちろん、制度の有無や利用条件は会社によって違います。
まずは求人を調べ、必要な資格を見極めてから勉強を始める。それが、時間や費用を無駄にしないための方法のひとつだと思います。
60歳からは資格を取らずに働く選択肢もある
ここまで資格について紹介してきましたが、必ずしも新しい資格を取らなければいけないわけではありません。
これまでの仕事の経験を生かす
長年働いてきた人には、これまでの経験があります。
仕事の進め方、人との接し方、責任を持って業務を続けてきたことなど、資格の数だけでは測れない経験もあります。
私も郵便局で長く働いてきました。窓口業務や配達の仕事を通じて身につけた経験を、これからの働き方に生かせないかと考えています。
もちろん、経験があれば必ず採用されるわけではありません。それでも、今までの経験を振り返り、自分にできることを整理してみる価値はあると思います。
資格がなくても応募できる仕事を探す
清掃、品出し、軽作業、施設の管理補助など、資格が必須ではない仕事もあります。
ただし、仕事内容や求人によっては、体力や経験などが求められる場合もあります。
「資格を取ってから仕事を探す」と決めつけず、今の自分が応募できる仕事を調べてみるのもよい方法です。
短時間勤務や週3〜4日勤務を考える
60歳以降も働きたいけれど、フルタイムで働き続けるのは大変だと感じる人もいるでしょう。
その場合は、勤務日数や時間を減らす方法も選択肢になります。
私自身も、これからは収入だけでなく、自分の時間も大切にしたいと考えています。
資格を取って新しい仕事に挑戦するのもひとつの方法ですが、今の仕事を続けながら勤務日数を調整する方法もあります。
大切なのは、資格を取ることそのものではなく、自分に合った働き方を見つけることなのかもしれませんね。
まとめ|60歳からの資格は目的を決めて選ぼう
今回は、60歳からの仕事に役立つ資格として、介護職員初任者研修、第二種電気工事士、日商簿記3級、ITパスポート、宅地建物取引士を紹介しました。
資格を取ることで仕事の選択肢が広がる可能性はあります。
ただし、資格があれば必ず就職できるわけではありません。取得にかかる費用や勉強時間、希望する仕事の求人状況も確認しておく必要があります。
まずは、どのような仕事をしたいのか、どのくらい働きたいのかを考えること。
そして、実際の求人を調べて、必要な資格があれば取得を検討する。
この順番で進めると、自分に合った資格を選びやすくなると思います。
私も現在58歳。60歳以降の働き方について、まだまだ考えている途中です。
新しい資格を取るのか、これまでの経験を生かすのか。それとも、今の仕事を続けながら少しずつ自分の時間を増やしていくのか。
今の段階では、ひとつの答えに決めているわけではありません。
ただ、年齢だけを理由に「もう遅い」と決めつけず、自分にできることを少しずつ考えていきたいと思っています。
60歳からの生活は、人それぞれです。
資格を取ることも、取らずに働くことも、どちらも選択肢のひとつ。
焦らず、自分に合った方法を探していきましょう😊
58歳からの挑戦。まだまだ、これからです😊

